新しい仕事に取り組む、これまでと異なる業界の取引先を担当することになった、キャリアアップのために資格を取得する―など新しい取り組みをする機会も多いですよね。
インターネットやChatGPTなどのツールが発展し、情報が手軽にアクセス可能になり、誰でも必要な情報を簡単に入手できる時代です。しかし、情報の取得だけでは不十分です。情報を吸収し、記憶に定着させる能力は、成功に向けた大きな差を生む要因と言えます。
同じ仕事をする人でも、知識を効果的に定着させている人は、その知識をさらに高め、既存の知識と組み合わせて問題に迅速かつ効果的に対処できるでしょう。また、新たなアイデアや戦略を考案する能力も向上します。情報は手の届くところにありますが、それをどのように活用し、成果を出すかは、持っている知識の質とその活用方法に依存しています。
この記事では、知識を迅速に吸収し、効率的に記憶に定着させるためのおすすめの書籍をご紹介します。
記憶はスキル
モノグサ株式会社代表取締役CTOの畔柳圭佑(クロヤナギケイスケ)さんが書いた本。
どうして記憶ができた方が良いのか、記憶が出来ていたことによる実際の成功の事例などから科学的な根拠にもとづいた記憶定着の方法までわかりやすく書かれています。
一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方
リスキリングという言葉が良く使われるようになっており、新しいことを学んで新しい仕事にチャレンジとしている方もいらっしゃいますよね。一方で『今から新しいこと学ぶのなんて大変』と思っている人も多いのではないでしょうか。
実は脳は60代まで伸び盛りで正しく使えば使うほど発達していくそうです。そんな学び方の参考になる本がこちらです。
内容紹介(出版社より)
学び直したい大人、必読!
大人には、大人の脳にあった勉強法がある
(内容)
- 大人になってから勉強欲が出てきた
- 転職するために新しい知識と技術を身につけたい
- 昇給したいので資格取得の勉強をしている
- 頭のキレを取り戻したい
- 記憶力が落ちてきた気がする
こんな大人たちに朗報です!
本書は、学び直したいと思っている大人にとっての希望の書です。
勉強したい、挑戦したい、頭が良くなりたいけど、
トシのせいで中々覚えたいことが頭に入らないと実感しているあなた!
原因は、脳の使い方のせいかもしれません。
学生時代のあなたの脳と今の大人の脳では
そもそも、仕組みが変わっています。
記憶力の低下ももの覚えの悪さも、加齢による脳の老化が原因ではありません。
むしろ、大人の脳は学生時代より「いい状態」になっています。
30代も40代も50代も60代以降も、脳は伸び盛り。
学生時代よりも勉強するのに最適な時期なのです。
本書では、脳科学に基づく大人の脳の使い方を紹介。
大人の脳が求める勉強法を実践すれば、脳力はUP!
一生頭がよくなり続けるすごい脳が手に入ります。
知識を操る超読書術
メンタリストDaiGoさんの本の読み方、知識の習得方法を紹介している本です。本の読み方が書かれているだけでなく、「知識を操る」というタイトル通り、習得した知識をどのようにアウトプットして自分のものにしていくか、という部分まで書かれています。
DaiGoさんの会話は説明に必ず出典(エビデンス)や数字が入っているのでなるほど、と思っちゃいますよね。そういった「知識を操る」ための読み方、アウトプットの方法が非常に参考になります。
「暗記する」戦略思考
こちらは上の3つの本とは少し異なり、『凡人でも戦略のパターンを覚えてしまえば天才のように戦略が立てられる』ということで会話仕立てで戦略のパターンを覚えていき活用できるようにするための本です。
「暗記する」と言われると英単語のような単純なものをイメージしがちですが、暗記できるものを幅広くとらえることでより様々なことが出来るようになる一例としてご紹介です。